日本武道総合格闘技連盟について

日本武道総合格闘技連盟の沿革とねらい

 1999年1月、「日本武道空手道連盟」として発足。
 2001年4月、長野県より認証され、「特定非営利活動法人日本武道空手道連盟」としてスタートさせる。
 2005年9月、空手道のみならず、武道、総合格闘技の団体等にもネットワークを広げ、より多くの人々と連携をとりながら活動を行う為、内閣府認証を受け、「特定非営利活動法人 日本武道総合格闘技連盟」と名称変更を行った。

 事業の3本柱としては、「青少年健全育成事業」、「武道総合格闘技研修事業」、「講演会事業」があり、全国各地で様々な活動を行っている。

 現在、事業体である、空手道禅道会をはじめ、約25(孫団体を含む)の加盟団体と約90名の指導員を中心とした会員とが、武道を通じて日本伝統文化の継承、競技の振興、青少年健全育成、又、様々なチャリティ活動等の社会福祉支援を行っている。

 現在、日本国内には「ひきこもり」、「ニート」と呼ばれる人々が200万人以上いるといわれているなかで、2006年7月より、フィリピンにおける日本人対象の「ひきこもり」、「ニート」等の社会不適応者自立支援事業を開始。
 当連盟をはじめとし、特定非営利活動法人 文化教育活動支援協会、特定非営利活動法人 健康増進活動支援協会、運営法人等と共同し、又、提携先として、フィリピンのジェロントロジー研究所(医療ターミナルケアを含む老人福祉施設)とジョイントして行う。
 各法人の協力体制のなかで、ホスピタリティあふれるフィリピンの地で、日本社会で傷ついた心を癒し、現地にある日本人の老人福祉施設のお年寄りとの介護体験を通じ、又、ターミナルケアのなか、命の意味について考え、日本の伝統文化である武道教育を組み入れ、多くの心悩める青少年及びご家族の手助けを行っていく為、現在、精力的に活動中。

理事長紹介

理事長 小沢 隆

認定NPO法人 日本武道総合格闘技連盟
理事長 小沢 隆

 1961年生まれ。長野県飯田市出身。
 中学時代より空手を始め、1983年頃より青少年達に空手を教え始める。
 1985年より長野県飯田市にて指導者となり、数々の強豪選手を育てる一方、1988年には長野県飯田市に空手道場を建設し、青少年健全育成活動に取り組む。同時に、不登校生や非行少年、ひきこもり青年等、社会不適応な青少年達を自宅に預かり、生活を共にしながら、武道を通じ自立更生に尽力した。その功績が認められ、2000年3月には県青少年対策下伊那郡地方部よりスポーツ界初の感謝状が授与される。

 2001年5月、武道教育を主旨とした「特定非営利活動法人 日本武道総合格闘技連盟」を設立。同年、技術本「バーリトゥードKARATE」をBABジャパンより出版。

 2002年、空手を安全に修得する為の稽古体系を確立した功績が認められ、東久邇宮(ひがしくにのみや)記念賞を受賞。

 2003年11月、武道を通じ、社会不適応な青少年達を自立更生させた経験をもとに、教育書「無意識の教育」をMCプレスより出版し、好評を博す。同年、技術本「バーリトゥードKARATE」のビデオ・DVD版を製作する。
 又、以前より教育と福祉両面のタイアップ活動を推進しおり、視覚障害者を主とするチャリティ大会等の活動に対して、2004年2月、社会福祉法人視覚障害者福祉協会より当連盟に感謝状を授与される。他にも、青少年健全育成活動を主体に、アジアでのエイズ孤児やストリートチルドレンの救済支援チャリティ活動等、日本国内にとどまらず様々な啓蒙活動を行っている。

 2006年6月、BABジャパンより教育書第2弾を発行。同年7月、フィリピンにおける日本人対象の「ひきこもり」、「ニート」等の社会不適応者自立支援事業を開始。様々な問題を抱える子供達を預かり、更生への道へと誘導。高校資格がない子供が多い現状から必要性を感じ、
2008年4月、長野県上田市にある広域通信制高校「さくら国際高等学校」と提携し、高卒サポート校「ディヤーナ国際学園」を立ち上げる。外部からも、高校資格取得目的で入学者あり。学園施設において生活指導をしたり、個性的な学習や、様々な活動に取り組みながら高校の単位が取れるという画期的なサポート校であり、空手道禅道会の独自の武道教育もカリキュラムの一環に含まれている。預けられた子供は、程度の差こそあれ、明らかに改善してきている。

2010年4月、3冊目の書籍である、武道教育による青少年の自立エピソード集「武道教育の実践」を㈱BABジャパンより発売。全国各地より反響を得る。

又、各地区で青少年健全育成活動の為の講演活動を精力的に続けており、全国誌、地方紙等へ様々な執筆活動を行っている。

日本パンクラチオン協会 十段位

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